分かってはいるんだ。私は生きるために必要なラインを過剰に超えて食事をしていることは!笑
私は子供の頃から食べ物への異常な執着がある。幼少期の写真はだいたい食べ物と共に写る写真ばかり。道中のサービスエリアでご当地ソフトクリームを握っている写真か、旅行先の食事風景。私は目の前に食べ物が置かれると食べないという選択肢はない。
そんな自分はダメだと分かっていながらの生活。太っては痩せ、太っては痩せ、を繰り返すことにも疲れて、中学生のころ過剰なダイエットをし過ぎたことがあった。今よりも15キロほど違う体重。生理が全然来なくなり大騒ぎ〜なんて色んなことがあった。色んなことがあったわりには、わたしはやっぱり口にモノを入れないと落ち着かない、食べなければ落ち着かないという呪いにかかっている。
そんな呪いがかかっているが故、最近ついに体にガタが来た。初めての救急搬送はこんなにも時間が長く感じるのだな、、、と驚くほどの辛さ笑
そして約2週間の入院生活。1番辛かったのは検査のため腸内を空っぽにしなくてはいけなくて、4日間絶食をしたのち、2リットルのまずい薬を飲み続けなきゃいけなかったこと。朝の8時から夕方16時まで謎のまずい薬を飲み続けた。なんという苦行!その2リットルの薬を飲んではえずき、飲んではえずきを繰り返した。心の中で医食同源をテーマに生きていくぞーーー!涙と叫びながらの8時間。
そして空っぽにしてからの検査の結果。
腸すごくお綺麗ですね!
なんて褒められる始末。そうなると腹痛の原因が分からずタチが悪い、ということになる。やっぱり日々のストレスや食べたいと食べたくないの狭間で生き続けているのが悪いんだと。
やっぱり今でも過剰ダイエットをしていた時の体型にいつも戻りたくて戻りたくて仕方がない。今から15キロほど違う体型を無意識に求めて、食べては嫌悪感に襲われの繰り返しだ。でもそれもそのはずなんだよね。私の気持ちなど露知らずのお節介な他人が痩せろって言ってくるんだもん。
みんな他人のことに干渉し過ぎてて疲れる。太ってようが痩せてようがなんだってよくないか?なぜ他人にこんな色々言われなくてはいけないんだろうってずっと考えてる。最初は美人だなって思っても、性格が悪かったらブスに見えてくるし、逆にどんな見た目であっても、いつもニコニコして素直で他人に思いやりのある子はとっても可愛く見える。それでいいじゃん。
色々言ってくる人たちもいるけど、ありのままのわたしを認めてくれる人たちが少しでもいることがすごく嬉しい。なんて思った入院生活でした。